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ツェルマット 周辺を歩く ヴァリス山群の特選コース24 小川清美 写真・文 山と渓谷社 2000年
現地のガイド本より詳しいと感じるほどのトレッキング案内.事前の情報収集に最適だろう. |
Walking Easy Swiss & Austrian Alps :Second edition,Chet Lipton,1999年
Zermattに限らずトレッキングを楽しみたいとの願望をかなえてくれるのであるが、私にはそんな暇はなさそうで読んで楽しむだけだ.
所有するのは2nd edtionだが、現在は3rd edtionが発売されている |
アルプス登攀記 エドワードウィンンパー(ティンダル編) 新島義昭 訳 講談社学術文庫 1998年
浦松 佐美太郎訳の岩波文庫版(上・下2冊)もある.
ウィンパーはアルピニストの代表であろう.最後の処女峰マッターホルンを勝ち取った、今から135年も前のこの日、アルプス登攀を競っていた黄金時代は11年めにして早くもその幕を閉じたのである.
原著のScrambles Amongst the Alps : In the Years 1860-69も入手可能.
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アルプス紀行 ジョンティンダル 著 矢島祐利 訳 岩波文庫 1934年
マッターホルン初登に情熱をかけ、結局敗者となったティンダルの書.その当時知られていた、自然現象に関する知識を辿るためにも有用.
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マッターホルン北壁 小西政継 中公文庫 1979年
若き登山家は、傍目からみれば無謀ともいえる登頂を決行し、成功する.日本人で初めて冬のマッターホルン北壁を登った小西政継、最初の著で文章も実に良い.
やがて運も尽きるときがくるのが登山家たるがゆえにか.
Yama‐kei classics版
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The history of the Matternhorn First Ascents,Projects and Adventures. Beat P.Truffer
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Guide Tour and history of Zermatt. Georg Julen 2冊とも、土産物屋で販売されている小冊子といったもの.
80ページと74ページしかない本の値段は観光地価格だった. |
Zermatt:Guide to Zermatt and Its Culture ガイドブックであって旅に必要な情報がだいたいそろう.
単なる観光案内ではなく、少しだけZermatt通になれるのがうれしい. |
A Guide to Zermatt and the Matterhorn, Wymper Edward 著 105年前のガイドブックのリプリントで面白い.
私のように著者名を見つけて、つい手を出す人がおおいのであろう.みやげ物として成り立っているようだ.
また、WhymperのAscent of the Matternhorn (上記の「アルプス登攀記」からマッターホルン関連のものだけに絞ったもののようだ)
も2002/08/01に発行される予定のようで期待できる.
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