みねかたスキー場 白馬


みねかたスキー場でクロスカントリースキー
みねかた  みねかたスキー場は、八方尾根、栂池高原など巨大なスキー場と比べれば、まったく小さなスキー場だ. 白馬の他のスキー場は、糸魚川構造線西側に連なる後立山連峰の東側斜面に点在しているのであるが、このスキー場のあるのは JR白馬駅東南、姫川を挟んで、これらの山麓とは対岸になる山の上にある.
 リフトで登っていく、小さな小屋が建てられていて、ここを起点に全長五キロメートル林間を一周する 歩くスキーのコースが整備されている.
 山頂にあり、後立山連山に対峙しているゆえにこのコースは展望場所としても優れている.下には、雪でモノトーンになった白馬の 広い谷に広がる町、その背後の険しい峰々を存分に楽しめる.それらの山麓にはゲレンデのリフトが人工的な直線を描いている.
 やや右手に位置する八方尾根のジャンプ台も、背景を作る山々の大きさに比べれば、ここからは、それがやっと確認できるという程度 にしかないみえない.
歩くスキーコースは林間を行く.
みねかたスキー場のホームページ
 片道300円のリフト券を買い、山頂に達する左側の第一リフトに乗る.
 小屋で名簿に記名し、コースに出ると右手には帰路下る林間コースが分かれていく. 緩い傾斜をさらに進むとコースは2つに分かれている.入口は右で、もし誤って反対コースを取ってしまうと何箇所も下 り用に設置された急坂を登らなければならないことになってしまう.
みねかた みねかた
 出発した分岐点にもどる.コースは一周、走って40分、歩いて1時間といったところであろう. せっかく歩くスキーをするなら、林間に現れる風景を楽しみながら、もっとゆっくり廻るのも良いのかもしれない.
ただ、汗が引くとそれなりに寒い.風も出てきていっそう寒いから1周で引き上げることした.小屋までもどり、入山帳に 時刻を記入し、林間コースを下る.  林間コースは緩く、クロスカントリースキーの板でも十分滑れるが、途中ゲレンデに入ったりするので コースを誤らないように進む.
 最下部はゲレンデに出てしまうのはここはやむおえない.心もたないクロカンの板で、一回くらいは転ぶことを覚悟して、 できうるかぎり減速して降下するしかないようだ.


訪問のために
 みねかたスキー場へは、駅前やみそら野のペンション街から送迎バスが出ているから、白馬周辺の宿泊施設から出かけるのは容易だ. ただし、運行本数が少ないので利用する場合、発車時刻に注意が必要だろう. 今回泊まった、白馬の風の子.北海道旅行では常用している、とほ宿が白馬にもあったので、 私はこの宿を予約することにした. 
この日の午後は、小谷の鎌池に向かいました.結局、時間が足りず途中で引き返すことになりました.

2000年3月訪問

2002年2月再び白馬を訪れました.1日めはみねかたスキー場で足慣らし、前回と同じく風の子に宿泊、2日めは、風の子で聞いた栂池自然園へまで遠出をすることにしました.
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