Gornerschluchtの歩道を歩く. |
Gornerschluchtの歩道は、Zermattの街のはずれから、途中Zumseeという集落を経由してFuriに達する
渓谷沿いに設けられた散策ルートです.
GornerとFurggの2つの氷河に発した流水が、狭いゴルジに集約され、これを桟道から見下ろすことができます.
Zermattで、昼食のためのパンとジュースを買い求め、街の南端、ロープウェイの駅にむけて歩く.
ここから川に沿って登っていくと、支流の橋を渡り、次の木の橋の先で道は分岐します.
昨日はZumuttに向かうため、右手に曲がりましたが、これから向かうGornerschlucht渓谷沿いの道は左です.
道路脇のコンクリートにGorner Gorgeと書かれているので方向を確認できます.
ゴヨウマツの木の立つ、細い小径をに入ると管理小屋が建っていて、通行料として7SFを払いました.
歩道のこれから先の部分が有料になっているのです.
小屋を谷側に降りていくと、すぐ谷はゴルジに入り、歩道は桟道の上に続いています.
そして、まもなくゴルジの山場に出合うことになります.
歩道が橋で対岸に渡っている場所で、両岸は非常に狭く迫ってきて、その間を青白い水が、音を岩壁に反響させながら
流れ落ちています.心細い橋を渡ると、梯子を上るようになっていて、岩の上に出ます.ゴルジはここで終わり、上流側のカ
ラマツの木々の間を流れ落ちていく細い沢を見ることができます.木々の上にはFuriに向かうゴンドラが行き来しています.
鉄の階段を昇った上には、通行料金を記した札が立てられていたので、ここで有料区間は終わるようです.
この500メートルに満たない間の通行料が先ほど払った500円ほどの金額だったわけです.
桟道の維持を考えるとこのくらい必要なのでしょう.
小雨が降り出してしまいました.針葉樹の、ひんやりした歩道を登っていくと、対岸に渡り草地の中の、Blatten、Zumsee2つの
集落を通りすぎて、Furiのロープウェイ駅に着きます.
ここで、予定していたHornlihutteに行くべきか、しばらく空を眺めることになりました.
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桟道 | ゴルジの中の滝 | 崖に生える針葉樹 |
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ゴルジの上流側の沢とまもなくみえてくる集落. |
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