Title:Oze 97 October

 尾瀬ケ原は東西2つの山に挟まれて存在する.東端の見晴の後ろに並ぶピークは燧ケ岳で、ピークのうちの最高所は 柴安ーで2356メートルの高さを持つ.見晴あたりで標高1400メートルあるから、残りは1000メートルほどで、 片道3時間ほどの登りとなる.
 山頂の中で西に位置している柴安ーからは、尾瀬ケ原全体が見渡せ、天気がよければ訪問すべき場所だ. 広大な木道が湿原を一直線の走り、原を間に対峙する至仏山がその奥に見えている.
 西の至仏山は2228メートルで、見た目はいくらか穏やかである.通常は鳩待峠より入山し、 小至仏を経由して山頂に向かう.途中に小さな湿原もあったりして変化のある楽しい登りで、約2時間を要する.
 山頂から山ノ鼻に下る歩道は、荒廃を理由に以前は通行が禁止されていたが、整備とともに利用できるようになった. この歩道は、急傾斜が続くから下りに適するだろう.山の鼻に下るにつれて、原の俯瞰は段々美しくなっていくから、 至仏山を経由した尾瀬入りも体力があったら考えてみるべきだろう.
Mt. Hiuchi dake
燧ケ岳 (見晴から) 見晴の小屋郡の後ろに燧ケ岳のピーク郡がある.左の高いピークが柴安ー.
Mt. Shibutu san
至仏山 (山ノ鼻から)

ozegahara
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