暑寒別岳 | |
暑寒ルート、スタート地点の暑寒荘.増毛から暑寒別川沿いの車道を進み、ポンショカンベツ川をすこし遡った場所にある. | |
小屋から東南に尾根に登り上げ、南に折れると早速一合目が現れる.さらに南に向かう尾根上の広い歩道を進み、 ニ合目をやりすごした先で、左手の箸別川が迫ってくると佐上台に着いた. | |
ロープを伝う急なのぼりを終えると、ハイマツの中に七合目. | |
ふり返ると、今歩いてきた尾根が見渡せた. | |
ポンショカンベツ川が見渡せる.対岸の西暑寒別の尾根から流れ落ちている沢に、滝の白筋が遠望できた. | |
八合め扇風岩. | |
山頂方向を見上げる.このような低い山でもハイマツが生えているのが、私をはるばる北海道の山まで出かけさせる魅力の一つである. | |
箸別ルートが合流するのは山頂部の一画で、ここからは先はほとんど平坦だ. | |
山頂のすぐ手前にある岩. | |
暑寒別山頂に着く.完全に霧に覆われてしまった視界のなさは憂鬱だ.この山にもう一度登りなおさなければならないのであろうか. | |
標高1491メートル、暑寒別岳の三角点. |
南暑寒別岳へ | |
南暑寒岳への登り. | |
1296.3メートル、南暑寒岳の三角点. |
雨竜沼 | ||
湿原を横切るように敷かれている木道からは、尾瀬などと同様に点在する池塘を散策できる.
南暑寒側の高台には展望台があって、下に広がる湿原を楽しめるよ うだが、私の訪れた日には小雨の後だけに、白一色で展望はなかった. |
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雨竜沼.東西4km、南北2kmに広がる大きな湿原. | ||
南暑寒荘と白竜の滝 | ||||||
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小屋:暑寒荘. 標高300メートルの暑寒ルート入口にある.60人収容で無料.キャンプ場も併設. 連絡先はPhone:0164-53-1211(多田商店). 南暑寒荘. 雨竜沼湿原ゲートパークとして整備されている雨竜沼登山口にある.定員70名.1泊500円.基本的に自炊のみだが、週末と夏休み期間中は食事、 登山弁当の提供(有料)ありと書かれている.連絡先は、0125-77-2211(雨竜町役場)か0125-77-2155(観光協会).テントは60張可能で一泊200円. 雨竜沼入山には、環境美化整備等協力金200円を求められ、この小屋管理棟で手続きをする. その他: 増毛から登るルートには、箸別川沿って登り頂上手前で暑寒ルートと合流する、箸別ルートもある.標高で180メートルほど高いところから始まり、距離もわずかに短いことから、 必要な時間も30分ほど短縮されるようだ.登山口には20人収容の箸別小屋がある(連絡先は暑寒荘と同じ). 雨竜十字路はゲートパークに向かう道道432号線と、滝川に向かう道道279号線が国道275線と交差している所で、 役場、郵便局などがあり町の中心部である.雨竜ハイヤーも、この交差点の角にあるので、こちらからアプローチする場合には 乗り継ぎやすいだろう. この十字路から歩いて5分ほどの距離、ひとつ西側の通りには町営の入浴施設いきいき館(0125-77-2241)があって利用しやすい. 料金は400円. LINKS: 増毛町 雨竜町 伝説の湿原 雨竜沼 写真家 岡本洋典が綴るカムイの庭園 ガイドブック: 雨竜沼・暑寒別岳 花と水の楽園 岡本洋典著 北海道新聞社 |